札幌 中央区 大通の皮膚科|大通いべ皮ふ科|院長 伊部昌樹|午前10:00~13:00|午後14:45~18:30(水曜日も診療しております)|休診日:木・日祝日

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)

じんましんについて

【症状】

痒みを伴った一過性の限局性の膨疹を生じ、数時間持続しあとかたなく消失する

【病因】

食事、薬剤、生活環境因子、物理的刺激、病巣感染、精神的因子

【急性蕁麻疹】

急激に発症し、1ヶ月以内に治癒するもの

【慢性蕁麻疹】

1ヶ月以上症状がつづくもの
通常、諸検査で原因を特定できる場合は少なく、この慢性蕁麻疹が最も多い

蕁麻疹はごくありふれた疾患です。
診断は視診と問診により確定し、治療は原因、悪化因子の除去と抗ヒスタミン薬の内服が基本であるという点で、蕁麻疹の治療は明快です。
しかし、実地医療では原因を明らかにできない症例が多く、目的の不明確な検査や薬物療法が続けられることもしばしば行われていました。また、現在までに知られている蕁麻疹の原因、分類、治療法には一部重複や曖昧なところがありました。そこで、蕁麻疹の病態を可能な限り実地治療に役立つ視点から整理し、現時点で標準的と思われる治療内容をまとめる必要がありました。

じんましんはどうして起こる?

じんましんは身体外からの働きかけに対する生体の反応の結果あらわれます。体内での処理が穏便に終わればいいのですが、合わないものが入ることで、じんましんは起こってきます。いわば生体の状態を維持する脅かすことが起こったという危険信号ともいえます。過剰防衛反応であり、免疫力の強い人ほどかえって強く発現することがあります。

じんましんはアレルギー?

じんましんのメカニズム

蕁麻疹は何らかの機序により皮膚マスト細胞が脱顆粒してヒスタミンをはじめとする化学伝達物質が組織内に放出されることによって出現します。
マスト細胞の活性化機序としてはIgEを介したI型アレルギーが広く知られています。

したがって、蕁麻疹のほとんどは「アレルギー反応によっておこるもの」と考えられやすいでしょう。

意外に少ないアレルギー性の蕁麻疹

アレルギー性の蕁麻疹は全体の5.4%にすぎないという報告があります。(14人/260人:平成15~17年広島大学皮膚科蕁麻疹病型別患者数調査から)
医療機関を訪れる蕁麻疹患者の7~8割は原因不明の特発性の蕁麻疹です。

じんましんの検査

病型の確定と原因の検索のため検査を行います。蕁麻疹の病型が治療内容や生活上の注意を左右するため、個々人の蕁麻疹の性格を適切に判断する必要があるでしょう。病型によって検査すべき項目が異なってきます。一部アレルギー性の蕁麻疹ではアナフィラキシーショックを起こし生死に関わることがあり原因を調べる必要が出てきます。むやみに原因を追求して網羅的な検査を行うことは慎むべきです。

日常生活の注意点

  • ストレスをためない。
  • 暴飲暴食を避ける。
  • 睡眠を十分にとる。
  • じんましんの部分をかかない。刺激しない。
  • 入浴などの温熱負荷。
  • 疑わしき原因(食べ物、薬剤、行動など)を避ける。

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